ベトナムでこんなに人気だとは!中国人が驚愕した「日本製品」とは?

ベトナムでこんなに人気だとは!中国人が驚愕した「日本製品」とは?

 ベトナムといえば、道路を埋め尽くす大量のバイクを連想する人は多いのではないでしょうか。

 ベトナムは約1億人の人口に対して、バイクの登録台数は5000万台を超えると言われており、2人に1人がバイクを保有する計算となるほどの「バイク大国」です。

 ベトナムの人びとにとって、バイクは生活を支える重要な移動手段となっていますが、ベトナムで圧倒的な支持を得ているのが「日本メーカー」のバイクです。

 日本メーカーのバイクがベトナムの路上を埋め尽くす光景は圧巻そのもので、ベトナムを訪れた中国人の多くがその光景に驚くそうです。

 かつてベトナムのバイク市場では、安さを売りにした「中国製のバイク」が一時的にシェアを伸ばしたことがありましたが、中国製は故障が多かったことからベトナムの消費者の信頼を得ることができず、短期間でシェアを失ってしまいました。

 逆に、日本メーカーのバイクは故障が少なく、燃費も良いからこそ、ベトナム人消費者に選ばれることになり、ベトナムで9割以上という圧倒的なシェアを確立するに至ったと言えるでしょう。

 ベトナムは経済成長が続いており、一人当たりGDPは4000ドルを超えています。一人当たりGDPが5000ドルに達するとバイク市場はピークに達し、自動車が本格的に普及し始めると言われています。バイクを通じて獲得した日本製品に対する信頼は今後、自動車の販売においても追い風となることが期待されます。