サッカー日本代表が中国に大勝!中国識者「中国代表がしているのは蹴鞠」

サッカー日本代表が中国に大勝!中国識者「中国代表がしているのは蹴鞠」

 サッカーワールドカップのアジア最終予選が5日、埼玉スタジアムで行われ、日本代表は中国代表に7-0で快勝しました。日本代表は前半12分に遠藤航選手のゴールで先制すると、前半アディショナルタイムに三笘選手が追加点を決めました。後半にはゴールを量産し、FIFAランク18位の日本が同87位の中国を相手に実力の差を示しました。

 中国代表にとって「惨敗」とも言える結果に対し、中国メディアの澎湃新聞は5日、「守備崩壊」、「攻めれないし、守れない」と失望感を示しつつ、日本代表のスタメン選手の市場価値は計1億9500万ユーロ(約317億6930万円)だったのに対し、中国代表は計615万ユーロ(約9億7752万円)に過ぎなかったと強調。

 さらに、日本代表選手のなかで最も市場価値が低い選手ですら、中国代表で最も高く評価される選手の市場価値を上回っていたと指摘し、選手たちの市場価値の差がそのまま試合結果に現れたとの見方を示しました。

 また新浪体育は5日、「中国代表は対日本戦の最多失点記録を更新してしまった」と伝え、サッカー評論家の韓喬生氏が「日本代表の進歩の幅、進歩のスピードはすごすぎる」、「日本代表がサッカーをしているならば、中国代表がしているのは蹴鞠」と酷評したことを紹介しました。

 香港メディアのam730は、日本代表の快勝に対し、中国や香港のネット上で「(大敗したことに)我々は歴史の目撃者になった」、「もう中国代表には一切期待しない」といった声があがったと紹介しました。

 中国の国営テレビ局「中国中央電視台」は今回の日本ー中国戦について「放映権料が高すぎる」として生中継を見送り、中国のサッカーファンからは不満の声があがりました。しかし、中国代表が日本代表に大敗したことから「生放送されなくてよかった」と感じている中国サッカーファンは少なくないのかもしれません。